接客英語 2 数字編

目からウロコの接客英語 数字編1 学校では教わらない!外国人に英語で接客する際の、数の英語の読み方

数の読み方

英語で1から20までの数はどう読むでしょうか。

1、2、 3、 4、 5、 6、 7、 8、 9、 10、11、12、 13、 14、 15、 16、 17、 18、 19、 20

one, two, three, four, five, six, seven, eight, nine, ten, eleven, twelve, thirteen, fourteen, fifteen, sixteen, seventeen, eighteen, nineteen, twenty

これは簡単でしたね。10の位は語尾がteenとなり、11, 12だけ変則でeleven twelveと読む。

 

10、20、 30、 40、 50、 60、 70、 80、 90、 100

ten, twenty, thirty, forty, fifty, sixty, seventy, eighty, ninety, hundred

こちらは4はfour、14はfourteenでしたが、40のスペルはfourtyではなく、Uが落ちてfortyですね。

 

100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000

hundred, two hundred, three hundred, four hundred, five hundred, six hundred, seven hundred, eight hundred, nine hundred, one thousand

hundredという単語は、数詞が単語の前につくときは、

200だろうと500だろうと複数形hundredsにはならず、いつも単数形と同じhundredです。

これはthousandやmillionも同じです。

200  〇two hundred  ×two hundreds

500  〇five hundred  ×five hundreds

 

日本語では十、百、千、ときて、その後は万単位で数えていく万進法ですが、

英語の場合は十、百ときて、その後は千単位で数えていく千進法です。

つまり、英語では、万を10千と捉えます。十万は100千と捉えます。

one 1
ten 10
hundred 100
thousand 1,000 サウザンド
ten thousand 10,000 十サウザンド
hundred thousand 100,000 百サウザンド 十万
million 1,000,000 ミリオン 百万
ten million 10,000,000 十ミリオン 千万
hundred million 100,000,000 百ミリオン
billion 1,000,000,000 ビリオン 十億
ten billion 10,000,000,000 十ビリオン 百億
hundred billion 100,000,000,000 百ビリオン 千億
trillion 1,000,000,000,000 トリリオン

 

日本語で十、百、千、万。十万、百万、千万ときたら、その後は万万とはならず億になるのと同様、

英語では十、百、千。サウザンド、十サウザンド、百サウザンドときて、

その後はサウザンド・サウザンドとはならずミリオンmillionです。
ミリオン、十ミリオン、百ミリオン、ときたらサウザンド・ミリオンとはならずビリオンbillionです。

 

日本でも数字を3桁で区切ってコンマを打ちますよね。これは欧米式3桁区切りから来ています。

この長い数字は英語で何と読むでしょう。

1,001,001,001,000

日本語だとこれだけ長い桁だと読みづらいですが、

4桁づつに直して、やっと一兆十億百万千と読めます。

英語だと

1 trillion 1 billion 1 million 1 thousand

区切りに合わせて単位を数えるので簡単ですね。
お会計などで金額を読み上げる際は、
数字を日本円で読んでから頭の中で英語に換算するよりも、
3桁のコンマ毎に読み上げる規則を思い出し、
英語で直接読みあげるほうが簡単でおすすめです。

 

 

one hundred、one thousand、one millionなどoneがつく場合

例えば100の場合、口語ではone hundredではなく、a hundredと呼ぶこともあります。
$156  a hundred and fifty-six dollars.
£1,000,000 a million pounds

billionの意味

辞書を引くと、billionはアメリカ英語では10億だが、イギリス英語では1兆を指す、と書かれていることがあります。昔のイギリスではlong scaleという違う読み方をしていましたが、1974年にイギリス政府は公式に、short scaleというアメリカ式の数え方を採用したので、今ではイギリス人でも殆どアメリカ式でbillionは10億を意味します。ヨーロッパやアフリカの一部ではまだイギリス式数え方をしている国もありますが、英語圏はほぼ全てアメリカ式を採用しているので、国際的にビジネス上でもアメリカ式でbillionは10億という意味で使われます。

0の読み方

1から10までの数を英語で読んでくださいと言われれば殆どの人が答えられますよね。では0はどうでしょうか。数字の0は、イギリス英語だと日本語のゼロに近いゼィロゥといった発音ですが、アメリカ英語だとヅィーロゥと発音します。

しかし電話番号や年度、住所、郵便番号、時間、温度などで使われる場合は、0をzeroと発音するかわりに、ohオーと発音することがあります。イギリス英語やインド英語の場合、nought 【nˈɔːt】(ノートに近い音)と発音する人もいます。紙のお札のことをイギリス英語でnote【nóʊt】(ノウトに近い音)と言いますので、日本人にとって混同しやすいかもしれません。

 

hundred のイギリス式

イギリス英語ではhundredの後にそれ以下の数が続く場合はandを付けます。
thousandやmillionなど他の単位の後にはandは付けません。hundredだけがandを伴います。
アメリカ英語では、数字の中にandはつけません。
アメリカ式に慣れていて、数字の中にandと言われてしまうと、何か別の数字が始まるのかと勘違いしてしまうかもしれません。注意しましょう。

75,450  seventy-five thousand four hundred and fifty

156,560  one hundred and fifty-six thousand five hundred and sixty

 

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