接客英語 2 数字編

目からウロコの接客英語 数字編5 学校では教わらない!英語の時間の読み方

数字を書かれている順番で時間をそのまま読む方法

◇12時間単位の数字で、二桁づつ読む

通常英語では12時間単位で時間を読み、昼か夜かを判別する必要があれば言葉を添えます。

9:45 nine forty-five (a.m. / in the morning)
21:45 nine forty-five (p.m. / at night)

◇24時間単位の数字で、二桁づつ読む

日本語では「では17時に」など口語でも24時間単位で表現することがありますが、英語では殆どこの表現は使われません。但し、時刻表など24時間表示で書かれているものを読み上げる場合などは24時間単位で読むこともあります。

21:45 twenty-one forty-five

◇数字0が入るときにohと読む

9:07  nine oh seven

分などの端数のつかない時刻ぴったりの正時の場合

◇真夜中と正午

真夜中と正午のぴったりの正時時間を言う場合は、0時12時など数字を使う代わりに、午前零時はmidnight、正午はnoon又はmiddayという単語を使います。

00:00 midnight 「午前零時」
12:00 noon 又は midday「正午」

noon、midday、midnightの単語の後ろにはAM/PMもo’clockも付きません。但しtwelve o’clockと言った後にnoonを付けることはできます。「真夜中午前0時」はzero o’clockにはなりません。
12:00  twelve noon, twelve o’clock noon「正午」
00:00、12:00  twelve midnight, twelve o’clock midnight 「午前0時」

◇上記以外

o’clockは省略可能。
3:00  three o’clock, three
7:00  seven o’clock, seven,

分など端数がつかない正時か、半ぴったりの時

「何時に」という場合の英語、例えばAt 3 o’clockは、実は「3時0分」という意味と「3時近く」という曖昧な時間の意味も含んでいます。ですので、「3時0分きっかりの時間」と強調したいときは、sharpやexactly、precisely、on the dotを使います。このsharpは時間を表す単語の後に置いて使う副詞で、0分か30分のどちらかぴったりの時間のみに使い、0分の時は必ずo’clockやam,pmを伴います。exactly、precisely、on the dotの場合、時刻の前にも後ろにも置いて使うことができ、0分や30分だけでなく、物事が開始される時間を正確にいう時に使えます。
日本語で「何時ジャスト」などという表現をすることがありますが、これは和製英語です。英語では丁度ぴったりの時刻を表現するときjustは使いません。

At 10 o’clock sharp. 「10時ぴったりに」
At 10 a.m. sharp 「午前10時ぴったりに」

At exactly 10 (o’clock/am/pm), At 10 (o’clock/am/pm) exactly
At precisely 10 (o’clock/am/pm),  At 10 (o’clock/am/pm) precisely

At 10 o’clock on the dot. 「10時きっかりに」
At 10 p.m. on the dot. 「午後10時ぴったりに」
On the dot of 10 a.m. 「午前10時丁度に」

7:30 sharp 〇Seven thirty sharp ×Half past seven sharpとは言わない
4:30 sharp 〇 Four thirty sharp  ×Half past four sharpとは言わない
4:30 on the dot 〇Four thirty on the dot  〇Half past four on the dot

何時何分後、何時何分前という表現

英語の時間の読み方

◇ある時刻の01分~30分まで

ある時刻の01分~30分までは何分past何時「何時何分後/過ぎ」という表現を使います。口語のイギリス英語では、こちらの表現の方がよく使われます。アメリカ英語では、この表現も使いますし、何分after何時という言い方もします。分の後ろにはminutesという単語を伴いますが、省略も可能です。

9:07 seven minutes past nine, seven past nine 「9時7分後」
10:20 twenty minutes past ten, twenty past ten 「10時20分過ぎ」
11:25 twenty-five after eleven 米式「11時25分後」

◇ある時刻の31分~59分まで

ある時刻の31分~59分までは何分to次の時刻「何時何分前」という表現をします。この表現の場合はイギリス英語でもアメリカ英語でもtoが主流です。アメリカの一部の地域ではtoの代わりにtill、beforeやofという言葉を使う人もいます。分の後ろにはminutesという単語を伴いますが、省略も可能です。

9:52 eight minutes to ten, eight to ten 「10時8分前」
10:50 ten minutes to eleven, ten to eleven 「11時10分前」
11:55  five minutes to twelve, five to twelve

◇ある時刻の30分ぴったり

ある時刻の30分ぴったりの時は、一時間の半分という意味でhalf past何時という表現をします。halfという単語を使う場合、アメリカ英語でもhalf afterとは言わずhalf pastと言います。halfに冠詞は付きません。halfを使う場合のみ口語ではpastという言葉が省略される場合もあります。

0:30 half past midnight
5:30 half past five, half five 「5時半過ぎ」=「5時半」
6:30 half past six, half six

◇ある時刻で15分、45分ぴったり

ある時刻で15分、45分ぴったりの時は、一時間の四分の一という意味でquarterという言葉を使います。冠詞のaを伴いますが、口語では省略も可能です。15分の時はquarter past何時、45分の時はquarter to何時という表現を使います。quarterを使う場合はアメリカ英語でもafterはつけずpastを使います。
3:15  a quarter past three 「3時15分過ぎ」
3:45 a quarter to four 「4時15分前」
23:45 a quarter to midnight

午前か午後かをはっきり伝える場合

◇a.m.かp.m.を付ける

a.m.はラテン語ante meridiemの略で、before middayつまり正午より前、p.m.はpost meridiemの略語でafter middayつまり正午より後という意味です。省略語なので書面で正式にはそれぞれの文字の後にピリオドをつけます。文面でピリオドは省かれることも多いです。
4:15 four fifteen a.m.
7:30 seven thirty a.m.

◇In the morningかin the afternoon, in the evening, at nightという言葉を添える

何時から何時までがイブニングで何時からが夜からと考えるかは個人差がある。
上記で挙げたpastやtoを使う表現の際は、am/pmとの併用は通常できませんので、こちらの表現を使います。正時の時o’clockは省略可能
2:00 two (o’clock) in the morning, two (o’clock) in the afternoon,

4:15 four fifteen in the afternoon,
a quarter past four in the afternoon,
a quarter past four in the morning

何時を言わず何分とだけ言う場合

5分刻みの場合
Five past「5分過ぎ」
Twenty past 「20分過ぎ」
Twenty-five to 「後25分」
A quarter to 「後15分」

上記以外はminutesを伴う
Three minutes past
Six minutes to

時と分の間に入れる記号の書き方

日本では時と分を並べて書くときに点が二つのコロンをつかますが、イギリス英語では点が一つのピリオドを使うことがあります。また記号を入れずにスペースを一つ入れたり、数字だけ並べて書かれることもあります。

12:45 12.45 12 45 1245

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