接客英語 3 会計編

目からウロコの接客英会話 会計編 現金かクレジットカードか、支払い方法を英語で聞く

「現金払いにしますか、クレジットカード払いにしますか」と英語で聞く

How would you like to pay, cash or by credit card?「お支払いはいかがいたしますか、現金でしょうか、クレジットカードでしょうか」

 

現金はcashと言います。「現金を」払うという目的語として使う場合はcashを単体で使ってpay cashといいますが、「現金でもって 」払うという方法を表現する場合はinという前置詞を伴ってpay in cashと言います。pay by cashという言い方は、cashという言葉自体が即金払いという「手段」を含んでいるため、前置詞byを更に足す必要はないので、ネイティブは殆ど使いません。

クレジットカード払いの場合は、前置詞byを伴ってPay by credit cardと言います。また前置詞withは、支払い手段を意味する言葉としてcashでもcredit cardの場合でも両方使えます。その場合cashに冠詞は付かずpay with cash「現金で(を用いて)払う」といいますが、credit cardにはwith a credit cardと冠詞がつきます。

In cash. 「現金で」

With cash 「現金で」

By credit card. 「クレジットカードで」

With a credit card. 「クレジットカードで」

I would like to pay cash. 「現金を払います」

I would like to pay with a credit card, please. 「クレジットカードで支払います」

 

現金かクレジットカード払いでお支払いいただけます

日本語ではお客様側にたって「お支払いいただけます」という言い方をしますので、You can pay by credit card.と直訳するかもしれません。英語では店舗側が「○○を受け付ける、引き受ける」という意味でacceptという単語を使います。

We accept cash or credit cards. 「私共は現金かクレジットカードでお受けいたします」=「お支払いは現金かクレジットカードでお支払いいただけます。」

 

この表現の場合、ダイナースしか取り扱っていませんなどの場合を除き、何種類かのクレジットカードを受け付けているという意味でcredit cardsと複数形を用います。

ビザかマスターカードのみ取り扱っております

Sorry sir, I’m afraid we only accept VISA or MasterCard.「申し訳ございませんお客様、恐れ入りますが、こちらではビザかマスターカードのみ取り扱っております。」

 

取り扱っていないクレジットカードを提示された場合は、お客様に対して否定形を用いてWe don’t accept this credit card「このクレジットカードはご利用いただけません」という言い方をするのではなく、「恐れ入りますが、○○のみご利用いただけます」という肯定形でお伝えしましょう。

コロナが収束しインバウンドが戻ってきた今、外国人観光客への接客英語の必要性が高まっています。外国人観光客が多いレストラン経営者の方、従業員の方々へ、ぜひこの記事を外国人客への接客英語学習にお役立てください。

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